防音性能

弊社の遮音測定と音場つくり

弊社では下記の測定・解析を重ね、理想の防音室作りを進めていきます。

  1. フラッターエコー/ブーミングの確認・対処
  2. ホワイトノイズ・ピンクノイズでの周波数帯域の収録と解析
  3. 吸音材及び弊社オリジナルの拡散パネルでの音場調整
  4. 音場最終調整・遮音測定・お客様との確認・演奏
弊社の遮音測定と音場つくり

上記①~④は基本工事費に含まれております。

防音工事において大切なポイント

なぜ防音工事を依頼したいのか?を明確に

防音工事を検討する際に様々な理由があるかと思います。自宅で思う存分楽器を弾きたい!
ピアノを設置したが近隣の苦情に悩まされている・・・。 振動で悩んでいる。。。。音に関する悩みはたくさんあるかと思います。
防音工事をすると100%音が止まるわけではありません。軽減すると思っていただいた方が正確かもしれません。
軽減するという事は防音室を作っても音は漏れるという事です。その漏れる音がどのレベルなのかによって遮音性能が決まります。楽器であればどの楽器を使用するのか?将来的に違う楽器も使用するのか?を明確にする事は非常に大事な事です。

近隣の状況演及び演奏する時間帯の確認

なぜ近隣の状況の確認が必要なのか?それは防音室は周りの環境に左右されるからです。
例えば敷地境界線が少なく、隣接している木造住宅の1FにD=65設定のドラム室を作ると、ドラムの音の大きさは約110dBですので 110dB-65dB=45dB = 45dBの音が外に漏れる計算です。45dBは一般的に日常生活で【静か】と設定されています。
しかし、たとえ静かでも45dBの音は聞こえるのです。昼間は生活音や外部の車が走る音、虫の音様々な音がありその周りの音の方が 耳につく為、聞こえないと錯覚を起こしているだけです。
では夜はどうでしょう?20:00以降室内は食事も終えテレビを見たり読書をしたりと まったりしています。そして外は暗くなり車の音も少なくなっています。
この状態でだと昼間の【静か】と設定されている45dBがあれ?聞こえる!となるのです。しかもドラムなので低音の音が気になる。。。。寝れない。。。。うるさい。。。となります。
このように周りの環境でご近所様が近いか、遠いか、外の雑音状況はどうか?何時まで演奏すのかは非常に大事であり、事前にお聞きする事によって 最適な防音室のご提案が可能になります。
弊社では当然現場調査時に周りの昼と夜の騒音レベルを測定してプランニングをさせて頂いております。

建物の躯体の確認

防音工事を実施する場合、建物の躯体は大体RC、SRC、鉄骨、木造この4つの内のどれかです。
RCの場合は元々の遮音性能が良いですが、鉄骨・木造の場合はどうでしょう?鉄骨の場合は柱や梁が鉄骨であって壁は殆どが木を使用しています。
外部面は90㎜の集成材+サイディングで内部の外部廻りは90㎜にグラスーウール50㎜+12.5㎜+の石膏ボードです。
木造は105㎜の集成材に後は大体鉄骨造と同じです。一般的にRCの遮音性能は約50dBと言われており、木造は大体25dBぐらいですが実際は15dB~20dBぐらいの遮音性能しかありません。よって、建物の躯体の条件が変われば遮音性能も変わり、施工方法も変わるという事です。
これは工事を実施する際に事前に確認しなければならならい重要ポイントです。
また防音室は重量に比例して性能が変わります。という事は 遮音性能が高ければばそれだけ重量が増すという事です。
2階以上に防音室を検討する場合は、床の耐荷重も視野に入れて計算すると同時に低周波が高く重量がある材料でなければ性能を確保できない防音室は、困難である事を事前に理解しておく方が良いです。

当社の防音性能映像

防音ファクトリーの防音性能 バリトンサックス編

防音ファクトリーの防音性能 アルトサックス編

防音ファクトリーの防音性能 ライブハウス編

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